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にほんブログ村 < 道明寺本舗(斜め上を行くブログ)  俺が愛するのは永遠にお前だけ 11

俺が愛するのは永遠にお前だけ 11


俺のために、辛い治療を
続ける牧野
これで良かったのか……
俺の選択は間違えてないのか?
牧野に生きる努力をさせてる俺の心は
常に揺れている

痛み苦しみから解放され
楽にしてやりたい気持ちと
突然居なくなる恐怖
どちらも手放せない俺の我が儘に
一生懸命応えようとしていた
あれだけ逢いたくて逢えない日々が
続いていたのに、
皮肉にも、命の灯が消えようとしてる今
愛おしい人の傍に居られるなんて………
思い切り抱きしめてやりたい……
可能なら最後は、俺の腕の中で…………
何もしてやれないもどかしい日々を過ごしながら
闘病生活も3ヶ月目に入っていた





「道明寺…道明寺…どこにいるの?」

弱々しい声で俺を探してる

「ここに居るよ」

「どっか痛いのか?苦しいのか?」

「あのね……あたし……
 死ぬのは……全然怖くないの」

「でも…道明寺に
二度と逢うことが…出来ないと思うと
 怖いの」

「あたしがいなくなっても、神様が与えて下さった
 大切な命だから……」 
「最後まで、一生懸命…生きてね……」
「約束…してくれるよね?」
「司道明寺…ごめんね……」
「いっぱい愛してくれて、ありがとう……」

わかってたんだな、助からないってこと
なのに、俺は、なんてバカな事をしてたんだ
泣いちゃいけない、泣いてはいけない

「バカいってんじゃねぇよ」
「お前って、最後の最後まで人の心配ばっかしてよ……」
こぼれ落ちそうな涙に唇を噛みしめる

俺へのメッセージを伝えたあと
牧野の容体が急変した
病室に居た、牧野の母親に意識を向け
同意を得えて
俺は、無菌室のカーテンを開け
意識のない牧野の頭を撫でた

「よく、頑張ったな……」
「もうこれ以上、頑張らなくて良いからよ」
「ゆっくり、おやすみ」

最後の口づけをしたあと、ナースコールを押す
主治医が部屋に入ってきて





「午後1時31分 御臨終です」

「やってくれるよな…俺の誕生日と同じ時間に
 逝っちまうなんてよ……」

牧野の母親と俺が見守る中
あいつは、25歳の短い生涯を閉じた

@Ranmaru

次話から、司が、つくしへ捧げる思いへ
お話が続きます

残り8話 引き続きお付き合い頂ければ幸いです



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Re: こんにちは

 すてらさん

提供してくださっている
イラストの影響が大きいです
快くコラボ企画了承頂けて感謝m(_ _)m
「俺が………」完結まで、
宜しくお願い致しますm(_ _)m

プロフィール

Ranmaru131

Author:Ranmaru131
つくし以上に、司を愛する 
悠香&蘭丸の遊び場です

どこまで行っても司Love
暇つぶしに、覗き見してやって下さいませ

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